解呪シーン:リネア、裸
<シチュエーション>
ダーデン(=『オレ』)がはじめて、リネアに解呪(呪いを解くための魔法の儀式)をおこなう。
ダーデンは魔法をかけるときにジャマになるからと、服を脱ぐように命令する。リネアはとまどいつつも、おとなしく言われたとおりにする。
困り顔のリネア。「ふにゅ〜」
………
スルスル………
かすかに衣擦れの音がきこえる。
| 【リネア】 |
「ふにゅ〜………ど、どうぞ。コチラを見ても、いいですよ」 |
| 【ダーデン】 |
「………」 |
| 【リネア】 |
「あ、あんまりジロジロ見ないでください」 |
| 【ダーデン】 |
「す、すまん」 |
| 【リネア】 |
「ふにゅ〜………」 |
困り顔のリネアはどことなく嗜虐欲をそそるが、それはさておき………
ちっちゃな胸、ちっちゃなお尻、そしてくびれの少ない腰はまるで子供の身体のようで、まだまだ未成熟であることは明らかだったが、青く、みずみずしい果実のようにそこはかとない色気もたたえていた。
ついつい目がひきよせられてしまう。オレの視線を避けるように、リネアは裸体をくねらせる。

| 【ダーデン】 |
「コ、コホン………魔法をかけられた経験はあるか?」 |
| 【リネア】 |
「い、いえ、ありません」 |
| 【ダーデン】 |
「ふむ」 |
セルシアと同じか。
| 【ダーデン】 |
「それなら、まずは効果の弱い魔法をかけて、身体を魔法に馴れさせていくことからはじめる。そうして、じょじょに、魔法の効果を高めていき、最終的にマジック・アイテムをつかって、呪いを解く」 |
| 【リネア】 |
「わ、わかりました」 |
| 【ダーデン】 |
「よし………ジッとしていろ」 |
オレは両手で印をむすぶと、小声で呪文を唱える。
………