解呪シーンその3:リネア、裸エプロン
<シチュエーション>
「このマジック・アイテム―――魔力が込められたエプロンを着れば、呪いが解けるかもしれない」と、ダーデン(=『オレ』)はリネアにそのエプロンを身につけるように命じる(なぜか、裸エプロンで。)
そうして、解呪を試みたものの………結果は散々だった。呪いは解けるどころか、逆に、呪いのパワーが強まって、挙句、リネアは秘処からとめどなく愛液をしたたらせつつ、その場にへたりこんでしまう。
………お姫さまにかけられた呪いの正体は、時間がたつにしたがって、どんどんHな身体になっていき、ついには痴女になりはててしまうという、おそろしい『淫欲の呪い』(いんよくののろい)だった!
………
| 【ダーデン】 |
「リネア姫」 |
| 【リネア】 |
「ハイ」 |
| 【ダーデン】 |
「今日から本格的な解呪にとりかかる。………もしかすると、辛いこともあるかもしれないが、ガマンしてとり組んでほしい」 |
| 【リネア】 |
「ハ、ハイッ! わかりました」 |
オレのセリフを聞いて、少しだけ、不安げな表情を浮かべるリネア。
| 【ダーデン】 |
「うむ………。では、さっそくだが、コレを着てくれないか?」 |
| 【リネア】 |
「コレは?」 |
オレがどこからともなく取り出して、さしだした布切れを受け取る。
きちんとたたまれた布きれを、リネアがハラリと広げると、それは………
| 【リネア】 |
「………エプロン?」 |
| 【ダーデン】 |
「うむ。エプロンだ。だが、同時に、マジック・アイテムでもある」 |
| 【リネア】 |
「マジック・アイテム?」 |
| 【ダーデン】 |
「以前にも説明しなかったかな? ………魔力が込められていて、特殊な”効果”を発揮する品物(アイテム)のことさ。もちろん、そのエプロンにも絶大な魔力が秘められている」 |
(見かけは、ありふれたエプロンだけどね。)
リネアは表、裏と、エプロンをまじまじと見やる。
| 【リネア】 |
「リネア、このエプロンをどうすればいいんですか?」 |
| 【ダーデン】 |
「べつに。ふつうに、着るだけでいい」 |
| 【リネア】 |
「それだけ?」 |
| 【ダーデン】 |
「ああ」 |
| 【リネア】 |
「このエプロンをつけると、どうなるんですか?」 |
| 【ダーデン】 |
「………」 |
| 【リネア】 |
「あの………?」 |
| 【ダーデン】 |
「つければ、わかる」 |
| 【リネア】 |
「はぁ………」 |
リネアが要領を得ない顔をしているのを無視して、オレは命令した。
| 【ダーデン】 |
「さぁ、はやく」 |
| 【リネア】 |
「ハ、ハイ。んしょ、んしょ………」 |
服の上からエプロンをつけようとするリネア。
| 【ダーデン】 |
「待て。待つんだ。そのエプロンは服の上から着ては、効果が期待できない」 |
| 【リネア】 |
「ん?」 |
| 【ダーデン】 |
「だから、まず裸になって、それからそのエプロンを着けるんだ」 |
| 【リネア】 |
「えっ?! ………ふにゅ〜」 |
| 【ダーデン】 |
「どうして、そんな困った顔をするんだ?」 |
| 【リネア】 |
「ふにゅ〜………だって」 |
(これまでだって、解呪の時には、毎度毎度、裸になっているじゃないか。なにをいまさら、恥ずかしがる必要がある?)
| 【リネア】 |
「裸のまま、エプロンだけ着けるなんて………なんとなく恥ずかしい」 |
うつむいて、モジモジして、つぶやくリネア。
しかし、チラと上目づかいに見やると、オレが憮然とした表情で自分を見下ろしているので、リネアはあきらめたようにガックリうなだれた。
(ったく! これだから、女心はわからん………)
| 【リネア】 |
「ふにゅ〜………わかりましたぁ」 |
| 【ダーデン】 |
「………アッチを向いてるから」 |
| 【リネア】 |
「着替えるまで、コッチ見ないでくださいね」 |
| 【ダーデン】 |
「わかってるって」 |
クルリと、リネアに背を向けるオレ。
スルスル………
背中越しに、リネアが服を脱ぐ、衣擦れの音がきこえる。
不意に、ムラムラと、イタズラ心がわきあがってきた。
ソッと、ふり返ると、今まさにリネアがパンティーを脱ごうとしているところだった。
しかし、リネアの着替えシーンを堪能する間もなく、なにげなく顔を上げた彼女とばっちり目が合ってしまった。
| 【リネア】 |
「!?」 |
| 【ダーデン】 |
「や、やぁ」 |
| 【リネア】 |
「ふにゅ〜………ぐ、ぐす」 |
| 【ダーデン】 |
「わ!? ゴ、ゴメン!」 |
一瞬、なにが起きたのか理解できないような顔をしたあと、すぐに泣きべそをかきだすリネア。
| 【リネア】 |
「………ダーデンさんの、いじわるぅ」 |
| 【ダーデン】 |
「つい魔がさして………もう見ない。約束する」 |
あわててのぞき見を止めて、オレは謝った。
| 【リネア】 |
「くすん………見ないでって言ったのに。くすん」 |
| 【ダーデン】 |
「………」 |
その後も、クスンクスンと鼻を鳴らしながら、それでも着替えをすませたリネアが言った。
| 【リネア】 |
「もう………コッチを向いてもいいですよ」 |
ふりかえると、リネアがいわゆる『裸エプロン』と呼ばれる格好で立っていた。
エプロン以外には、何も身に着けていなかった。
| 【ダーデン】 |
「………」 |
| 【リネア】 |
「ふにゅ〜………あんまり見ないでください」 |
恥ずかしそうに、身体をくねらせるリネア。
| 【ダーデン】 |
「………よく似合ってるよ」 |
| 【リネア】 |
「そんなこと言われても、困っちゃいます。ふにゅ〜」 |
| 【ダーデン】 |
「ゴ、ゴホン………それはさておき。そろそろ、はじめようか?」 |
もちろん、解呪のことだ。
それを察して、リネアの表情も緊迫の度を加えた。
| 【リネア】 |
「ハ、ハイ」 |
| 【ダーデン】 |
「じゃ、魔法陣のまんなかに立つんだ」 |
コクン。
言われたとおり、リネアはトコトコと、部屋の床のほぼ中央に描かれた魔法陣へと歩いていく。
| 【ダーデン】 |
「そこで………目をとじて、ジッとしてるんだ」 |
コクン。
リネアは再度、うなずいた。
オレは両手を胸のあたりで組み合わせて、印を結ぶと、呪文を唱え始めた。
………
(中略)
………

| 【リネア】 |
「ふわっ!? う、うううんんんっっっ! ………ど、どうしちゃったのぉ?! か、身体があ、あつっ! や、やぁぁぁん!!」 |
たまりかねたように、リネアはエプロンの上から、両手で股間をおさえた。
オモラシしたように、リネアの秘処から愛液が奔流になってほとばしる。
エプロンの股間のあたりが濡れて、みるみる、色が変わっていった。
| 【リネア】 |
「あうぅぅぅ………み、見ないで。見ないでください、ダーデン、さん。お、お願いだからぁ………あ、あぁ、いやぁあぁぁっ。ど、どうしてぇ? ハァッ、ハァッ、気持ちいいのぉ………」 |
官能の奔流に耐えきれず、床に顔をつけるような格好で、前のめりになるリネア。
(精神的にも、肉体的にも、未成熟なリネア姫のことだ。絶頂の連続に耐えきれるハズがない。)
| 【リネア】 |
「いやぁ、やぁぁぁ………ダメぇ、ダメなのぉ………止まらないよぅ。気持ちいいのが止まらないよぉ。ダ、ダーデンさん、た、たすけ、う、うぅ、わぁ………あ、あああぁぁ………」 |
吐息まじりに、悲鳴にも似た嬌声をあげつづける。
肌をほんのりピンク色に上気させて、断続的に、ピクピク、全身を痙攣させていた。
| 【ダーデン】 |
「リ、リネア姫………」 |
| 【リネア】 |
「あ、ああん………ま、またぁ! ふわっ、ふ、ふ、ふにゅ〜………ど、どこかにと、と、あ、あぁぁ………とんじゃうよぅ。ハァッ、ハァッ………」 |
(クソッ! このままじゃ、感じすぎて、リネア姫がオカシクなってしまうかもしれないぞ!)
オレは歯噛みした。
………