解呪シーンその4:セルシア、コスプレでオモラシ
<シチュエーション>
「このマジック・アイテム―――魔力が込められた服を着れば、呪いが解けるかもしれない」と、ダーデン(=『オレ』)はセルシアにフェミレスの制服を身につけるように命じる。
そうして、解呪を試みたものの………結果は散々だった。呪いは解けるどころか、逆に、呪いのパワーが強まって、挙句、セルシアはパンティーからとめどなく愛液とオシッコをしたたらせつつ、その場にへたりこんでしまう。
………お姫さまにかけられた呪いの正体は、時間がたつにしたがって、どんどんHな身体になっていき、ついには痴女になりはててしまうという、おそろしい『淫欲の呪い』(いんよくののろい)だった!
………
そう言って、オレは一着の服をさしだした。
それは、ファミレス『ピシャロ・ムント』の、ウエイトレスの制服だった。
『ピシャロ・ムント』は王国の各地に店舗を展開する、人気全国チェーンだ。ウエイトレスのかわいい制服が評判だった。
| 【セルシア】 |
「なに考えてんのよ!? このヘンタイ!」 |
パシッ!
頬をひっぱたかれた。
セルシアは頬を赤くしている。
| 【セルシア】 |
「アンタにそんな趣味があるなんて知らなかったわ! ヘンタイ、ヘンタイッ!!」 |
| 【ダーデン】 |
「オイオイ。なに言ってるんだよ?」 |
| 【セルシア】 |
「それはコッチのセリフよ。あたしにヘンなカッコさせて、よろこぼうって魂胆なんでしょ? このスケベッ!」 |
| 【ダーデン】 |
「勝手なカンチガイするなよ。これはれっきとしてマジック・アイテムなんだ」 |
オレは着古した感じのする、ウエイトレスの制服を指さした。
| 【セルシア】 |
「マジック・アイテムぅ?」 |
| 【ダーデン】 |
「そうだ。コレは魔力が封じこめられた服なんだ。ただの、古着じゃない」 |
| 【セルシア】 |
「………ジーッ」 |
| 【ダーデン】 |
「なんだよ、その疑惑のまなざしは? 信じろよ」 |
| 【セルシア】 |
「………むぅ」 |
| 【ダーデン】 |
「ホントだって。この制服を身につければ、体内に宿った呪いを外がわから封じこめることができるんだ」 |
| 【セルシア】 |
「………」 |
| 【ダーデン】 |
「この制服には、いにしえの魔法使いが封呪の魔法を込めたんだ。だから、さっさと着るんだ」 |
| 【セルシア】 |
「なんか………うさんくさい話ねぇ。どうして、その”いにしえの魔法使い”とやらはこんな悪趣味な服に魔法をこめたりしたのよ? ったく………ブツブツ」 |
(そんなこと、オレだって知りたいよ。)
肩をすくめるしかなかった。
| 【セルシア】 |
「ホントにもぅ。呪いにかかったせいで、こんな恥ずかしい目にあわなきゃいけないなんて。踏んだり蹴ったりだわ………ブツブツ」 |
ブツブツ、文句を言いつつも、セルシアは着替えはじめた。
オレがふり向くと、セルシアはファミレスの制服に着替えていた。
| 【ダーデン】 |
「意外と、似合ってるじゃないか。かわいいぞ」 |
彼女を、足の先からアタマのてっぺんまで舐め回すように見てから、オレは感想を述べた。
| 【セルシア】 |
「フンッ! お世辞なんて要(い)らないんだから」 |
| 【ダーデン】 |
「ホントだって。ウンウン」 |
| 【セルシア】 |
「………そ、そんなこと言ってるヒマがあるんだったら、さっさとやることやりなさいよ」 |
プイッと横を向いてしまった。ほんのり頬を赤くしているセルシア。
(素直じゃないヤツ………)
(まぁ。それはそれで、かわいくもあるんだけどね。)
| 【ダーデン】 |
「ハイハイ、わかりましたよ。”かわいいお姫さま”」 |
ベー。
二度も、アッカンベーされてしまった。
けれど、舌をひっこめたあと、なぜかセルシアはニコリと笑ってみせた。
(やっぱり、女心はわからん………)
| 【ダーデン】 |
「じゃ、そろそろ解呪をはじめるぞ。セルシア姫、魔法陣の中央に立つんだ………そうそう、そこで良い」 |
オレは両手で印をむすぶ。
………
(中略)
………

| 【セルシア】 |
「あ、あああんっ! か、身体が燃えるように熱いよぅ。な、なにこれぇ? い、いやあああ………」 |
悲鳴と嬌声がいりまじった声だった。
淫欲の呪いがいざなう絶頂は、セルシアがはじめて体験する類の悦びだった。とまどいを隠せない。
チョロチョロ………
見ると、セルシアの太ももに幾筋もの液がしたたっていた。
オシッコと、愛液がいりまじった液だった。
| 【セルシア】 |
「や、やだよぅ………あ、ああっ………見ちゃダメェッ!!」 |
立ったまま、イッてしまったようだ。
彼女の頬を染めるのは、恥じらいか、それとも情欲か?
足もとに水たまりができていた。
| 【セルシア】 |
「う、うう………ぁぁぁっ………ぐ、ぐす」 |
やっと、オシッコのほうは止まったようだ。
セルシアは泣きだしていた。
クタクタッと、水たまりにすわりこんでしまった。
………