裸足少女
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CG紹介:夢の中の少女

<シチュエーション>
夜毎、和志が夢見る異世界の風景。
そして、その夢にあらわれる見なれない装束を纏った少女。
少女は懸命に、和志に何かを伝えようとしていた……

………

――月だ。
中天に、赤い、赤い、月があった。

ここは……どこだ?
俺は周囲を見まわし、そう自問する。
ごつごつとした岩肌。虫の声。草の匂い。澄ん だ夜の空気の匂い。
そして今まで見たことも無いほどのたくさんの星に彩られた蒼い夜空にうかぶ、赤い、禍々しいほどに赤い、巨大な月。
その月に向かって一直線に伸びる、小高い丘。
誰だ。
丘の頂点。月の光に晧晧と照らされた、ひときわ大きく突き出した岩の上に、白い人影。
女だ。それも、まだ若い――むしろ稚いと云った方がいいぐらいの――けれどなにか、冒しがたい静謐な空気を身に纏った少女。
長い、長い髪。月の光に濡れて。
白い、古代ギリシアの環頭衣に似た服と、その上に幾重にも巻きつけられた赤い布地が静かに風に揺れている。
意思の強そうな、凛とした眉。月光に濡れたような唇。黒目がちの瞳が、じっと俺を見つめる。

夢の中の少女
 
【声】 「――やっと、届いた」

少女が口を開く。
それはどこかたどたどしく、まるで覚えたての外国語を喋るような――

【声】 「ずっと、あなたを探して、あなたの夢を見ていました。百年――千年――数えられないほどの星霜を」

必死な、声。
けれど俺は、その言葉の意味をまるで理解していなかった。
俺の目に映るもの。それは――
長い髪。深く澄んだ、紺碧の瞳。
蒼い、漆黒と見紛う蒼い空。降るような星。
赤く濡れた唇。

【声】 「――永い時の間に、私は殆どの力を使い果たしてしまいました。もう、時がありません。どうか、急いで――」

澄んだ、鈴の音のような声。夜の闇に静かに溶
ける音韻――。
知っている。
ふいに、そう思った。
俺はこの娘を知っている。
いや。
知っている、なんて生易しいことじゃない。
彼女を
俺は
俺が

………

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